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  • 関西流ベタベタIT商法の挑戦2~「呉越同舟」でも商売繁盛!

  • 2006/09/13

関西流ベタベタIT商法の挑戦2~「呉越同舟」でも商売繁盛!

【売上アップ】合同会社 関西商魂 代表 中森勇人

大阪が生み出した儲かる(売上アップ)のためのIT商法は、「使える物は何でも使う、便利を追求する、花より団子」とごちゃ混ぜの三拍子がそろっている。本連載ではそんなベタで面白いIT商法を紹介していく。

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【売上アップ】合同会社 関西商魂 代表 中森勇人
合同会社 関西商魂
代表 中森勇人
「呉越同舟」でも商売繁盛!

関西では自動改札の導入が早かった。1967年には阪急電鉄の北千里駅に日本第一号機が導入されている。ところが非接触式ICカードを用いたシステムでは東京のSUICAに先を越されてしまった。一番には興味があるが、その後のことに関心が薄いのが関西人の特徴。結果的にこのような形に現れたのは皮肉と言うしかない。

 しかし、日本初にこだわる関西人はただ、手をこまねいているようなことはしない。ICOCAに続き、PiTaPaを開発し、日本初のタイトルを奪還した。ではPiTaPaの何が日本初なのか。まず、関西圏のJR、私鉄、都市交通での使用を可能にしたこと。東京のようにJRと私鉄、都市交通で複数のICカード、プリぺイドカードを用意しなくても良い。また、ポストペイなので料金は後払い。使った分は翌月に精算することになっている。

 そして値切りの習慣が深く根づく関西ならではシステムも導入された。これは乗った金額に応じた割引がなされるというもの。しかも、入会金、年会費は不要。デポジットも不要だ。 さらにキオスクや自動販売機、書店などでもカードをかざすだけで決済ができ、金額に応じてポイントが加算され、交通利用代金から割引される。

 交通使用料金の割引は電鉄会社により異なるが、ユーザーは意識することなく、自動的におこなわれる。例えば、地下鉄は利用額割引を採用。これは利用額に応じて割引額が大きくなるというもの。1,000円だと100円、3,000円だと300円、10,000円だと1,400円が割引される。その上、シーズンにより5%の割引加算もあるという。

 阪神電車や阪急電鉄の場合は利用回数割引を採用。同じ金額の区間で11回以上乗車すると、11回目から10%が割引される。他にも区間指定割引というのがあり、これは指定区間で定期購入料金と使用料金の少ない方を支払うというもの。

 ショッピングや飲食での利用は100円につき1~10ポイントが加算され、500ポイント貯まると50円分が次の月の交通利用料金から自動的に引かれる。JRのICOCAカードのチャージまで自動でやってくれるのもうれしい。チャージ料金に応じカード会社のポイントに加算され、こちらは別途金券に変換できる。「ホンマどれだけポイントをつけるんや!」と突っ込みたくなる。

 このように、カード一枚で改札のパス、ショッピングや飲食、そして割引まで全て自動的にキャッシュレスでおこなわれるのだ。まさにITテクノロジーを駆使した“巨大割引システム”といったところ。便利な上に料金まで安くなるのだから、電鉄会社としても利用客の増加が見込まれる。

 昨日の敵は今日の友。「呉越同舟、何のその」で儲けようというのが関西IT商法の面白いところだ。

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