株式市場で起こるか？日興ショック

　証券大手の日興コーディアルグループは2005年と2006年3月期決算で、不適切な会計処理をしたとして、有価証券報告書を一部訂正した。
訂正額は、2005年3月期の連結純利益を469億円から118億円減の351億円に、2006年3月期の同利益を963億円から4億円増の967億円となる。有価証券の虚偽記載を受けて東京証券取引所は18日、日興コーディアルグループ株を上場廃止の恐れがある監理ポストに割り当てた。

　本日前場の日興コーディアルグループの株価は、前日終値の1,419円からストップ安気配の1,219円のまま値はつかない状態。日経平均株価は、7.28円安の16.954円だった。
昨今、日経平均株価は、17,000円台近辺まで回復してきている。果たして日興ショックが起こるのかどうか、その動向に注目が集まる。