- 2006/12/19 掲載
アイログとIBMが協業して半導体ソリューション「ILOG FPO」を販売
アイログは、IBMが製造工程管理システム(MES)の顧客ならびにその他の顧客に対して、ILOG Fab PowerOps(以下、ILOG FPO)の販売を協業する契約を、両社の間でグローバルに締結したと発表した。
ILOG FPOは半導体製造のスケジューリングを目的としてアイログが開発したソリューション。拡散、洗浄、露光、エッチング、薄膜形成といったさまざまな加工工程を包括した製造スケジューリングを最適化し、製造環境の置かれている現状に基づいてスケジューリング問題に対処することが可能となっている。
IBMはSiView、LCDView、その他の同社のView MES製品を導入している顧客に対して、ILOG FPOをアイログのブランド名で販売協業することになる。このサービスはIBMテクノロジー・コラボレーション・ソリューションとIBMグローバル・ビジネス・サービスから提供され、アイログのプロフェッショナル・サービス部門が支援を行う。ILOG FPOはすでにEast Fishkill(米ニューヨーク州)にあるIBMの最新鋭300mmウエーハ半導体工場に初期導入されている。IBMではILOG FPOを販売協業するほか、300mm EastFishkill工場で顧客を対象にしたデモを行う予定だ。
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