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SAPジャパンは20日、生産現場とERP(基幹業務システム)のデータを連携させ、価値ある意思決定をするための情報を提供するソフトウェアツール、SAP xApp Manufacturing Integration and Intelligence(SAP xMII)の日本語版を本日より提供すると発表した。
製造業の生産現場では、本社のERP(基幹業務システム)と生産拠点のMES(製造実行システム)間で情報が分断されているため、情報の入手や需要・供給の調整に手間がかかる、操業システムのデータ管理が複雑なため蓄積されたデータが抽出しにくいなど、の課題が生じている。
「SAP xMII」は、グローバルに分散した生産現場データをどこの拠点からも取得でき、受注、生産進捗、歩留、品質、設備ステータス、コストなど、製造に影響を及ぼす全てのデータについてリアルタイムに見える化し、ERPなどの他システムともリアルタイムに連携することができる。「SAP xMII」を導入した企業は、製造現場における想定外の変化にも迅速に対応でき、また、IT部門は、ユーザーからのシステム要件を、既存のIT環境を有効に活かしたまま、多彩な見える化コンポーネントを使いプログラミングなしで容易に構築することができるという。
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