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沖電気は27日、中国常州市の常州CATVにCTIサーバ「CTstage 中国語版」をベースとしたIPコンタクトセンターシステムを納入、本年5月8日よりサービスを開始していると発表した。
このシステムは、常州CATVの営業200拠点のコールセンター機能をIPネットワーク上に統合したもので、席数30席からスタートし、今後1年間で100席まで拡張していくという。常州CATVでは、新規加入受付や受信料、サービスメニューの問い合わせなどの電話業務を、各営業拠点ごとに行ってきた。今回のシステム構築により、これらの問い合わせをワンストップで受付けられるようになり、さらにユーザーに対して迅速かつ質の高いサービスの提供が可能になる。
「CTstage」が導入された要因は、システムの構築や設定変更が容易でコストパフォーマンスに優れている点だという。今回導入したシステムは、常州CATVが市全域に敷設した光ケーブルネットワークをベースに、常州市にある20の営業拠点の問い合わせ窓口をIPネットワーク上で統合。顧客データベースおよびアプリケーションサーバは、常州CATV本社に設置され、設備の一元管理を行う。また、データは拠点間で共有することが可能なため、各営業拠点にオペレータを分散することができる。さらに、各拠点間の通話にはIP電話を利用することで通信費を削減できるとともに、今後の移設や増設にも柔軟に対応することができるという。
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