マイクロソフトは、企業におけるWindows Vistaの需要喚起を目的にパソコンメーカー8社と共同で、「Windows Vista Enterprise Ready キャンペーン」を今日から開始した。来年6月末まで実施する予定。
同社は、Windows Vista企業導入促進に向けた取り組みとして、需要喚起、互換性の確保、導入展開の三つを掲げた。同キャンペーンでは、パソコンメーカー8社と協力し、Windows Vista Enterpriseの動作確認を行った「Windows Vista Enterprise Ready PC」を打ち出す。合計で50機種以上が販売される予定。企業ユーザーはパソコンメーカーのホームページやカタログで、動作確認したパソコンのロゴを確認できるため、導入に当たっての目安となる。
Windows Vista Enterprise は、Windows Vista の企業向けのすべての機能を搭載した上位エディション。マイクロソフトの法人向けライセンス体系「ボリュームライセンス」で提供されている。今回、キャンペーンに参加するのは、ソニー、東芝、NEC、日本ヒューレット・パッカード、富士通、松下電器産業、三菱電機、レノボ・ジャパン。