富士通、中規模向け「かんたんブレードセット」を発売

　富士通は2日、中規模システム向けのブレードサーバ「かんたんブレードセット」4モデルを発売する。

　本商品は、富士通のブレードサーバ「PRIMERGY」シリーズに位置付けられ、中規模システムに適したブレードサーバのハードウェア、ソフトウェア、構築サービスの3つがセットになったもの。富士通の国内工場で機器の組み上げやソフトウェアのインストール、ネットワーク設定などのセットアップ作業を済ませて出荷される。

　4つのラインアップは、ブレードサーバ3台を搭載した最小構成の「ベースモデル」、16Uサイズの低騒音型ラックにブレードサーバとバックアップ装置のLTOライブラリを搭載した「コンパクトモデル」、ベースモデルにバックアップ装置のLTOライブラリを追加した「バックアップモデル」、故障時に自動切換え可能な予備サーバをあらかじめ搭載した「自動リカバリーモデル」となる。

　価格は、ベースモデルが265万2,400円から。2008年8月中旬より出荷を開始する。