SAPジャパンは16日、17社のパートナー企業および顧客企業とともに、エンタープライズSOAやグリーンIT、仮想化などの最新技術の共同研究開発を行う施設「SAP Co-Innovation Lab Tokyo（COIL Tokyo）」を開設したと発表した。

　COIL Tokyoは、2007年6月に米国カリフォルニア州パロアルトに最初に開設されたイノベーションラボに続くグローバルで2番目の施設となり、東京サンケイビル15階（東京都千代田区大手町1-7-2）に構える。

　17社の参加パートナーは、アビーム コンサルティング、インテル、F5ネットワークスジャパン、サン・マイクロシステムズ、テクノスジャパン、デル、東洋ビジネスエンジニアリング、日本アイ・ビー・エム、アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス、日本電気、ネットアップ、日立製作所、ヴイエムウェア、富士通、マイクロソフト、三菱電機インフォメーションシステムズ、リアルテックジャパン。

　この研究施設により、「新技術を使った日本のお客様の固有の要件にあったソリューションを開発するとともに、日本からのアイデアを世界に向けて発信できる研究施設になる（SAPジャパン 代表取締役社長兼CEO 八剱洋一郎氏）」として、パートナー各社と最新技術を取り入れながらも異機種混在環境での信頼性と利便性の確保されたシステム構築を目指す。