リコーとウイングアーク、資本提携

　リコーとウイングアーク テクノロジーズは23日、基幹システムの帳票出力分野において協業を強化すると発表した。あわせて、リコーはアドバンテッジパートナーズLLPから、ウイングアークの発行済株式総数の約1％相当を取得することで合意した。

　ウイングアークは、6月にはNECとも資本提携を実施しているほか、CTCや富士ゼロックス、エンプレックスなどと協業を実施するなど、パートナー企業との連携を強化している。資本提携を進めている背景について、ウイングアークでは上場前の資本施策の一環としており、今後も他の事業パートナーとの資本提携および業務提携を積極的に検討していくという。

　今後リコーとウイングアークは（1）基幹システムからの分散印刷ソリューションの共同展開の強化、（2）自治体向けの帳票印刷ソリューションを共同展開、（3）バリアブルデータの高速処理における共同研究、などの分野でさらなる業務連携の強化を実施していく。