日立、金融機関向けWeb対応の「ATM次世代ソフトウェアソリューション」を提供

　具体的には、金融機関向けにWebアーキテクチャに基づいたATMソフトウェアを提供し、金融機関の低コストなATMシステム構築を行う。

　本ソリューションの第一弾として、ATMソフトのWeb化に向けたコンサルティング、SI、ソフトウェア開発を行う「ATMソフト Web化対応ソリューション」の提供を8月1日より開始する。

　昨今、異業種からの参入などにより金融機関の競争は激化しており、いかに安価にATMを展開できるかが競争の要になっている。昨今では富士通も金融機関のATMなどのチャネルを統合するサービスを立ち上げている。

　本サービスでは、ヨーロッパの標準化機関であるCEN/ISSS XFS Workshopが策定した金融端末向けデバイスインターフェイスの標準API規格「CEN/XFS」に準拠したオープンかつ汎用性の高いWebアーキテクチャに対応しているという。