- 2008/09/02 掲載
住友生命、データ処理を大幅に簡素化 ビジネスモデルも取得
この課題を解決するためのシステムとして同社は、「契約ファイルのバッチ処理を短時間で実施できるシステム」「個々の顧客毎に優先してバッチ処理を実施するシステム」を開発した。前者では、従来のバッチ処理では、当日実施すべき処理が、対象となる契約を指定して実施されるため、複数の処理がある時には、1件の契約データを何度も読み込むことになっていた。これに対し、当システムでは、契約ファイルを順次読み込み、契約データ1毎に契約内容に応じて、必要な処理を自動で実施する方式となる。これでバッチ処理は飛躍的に時間短縮できたという。
また、処理の中には、特定のバッチ処理が完了する前には実施できないものがあり、従来システムでは、ここに制約があった。そこで、処理の入力時に、対象となる契約に対し、優先してバッチ処理を実施する仕組みを開発、いつでもオンライン処理を行うことを可能にしたという。
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