SAS、消費者の製品選択の構造分析などを可能にする「JMP 8」発表

　JMPは1989年に発売したデータの探索と見える化の機能を誇るデスクトップソフトウェア。新バージョンでは、データを探索し、そこから何かを得るまでの試行錯誤のプロセスは、インタラクティブに進めなければならない。新バージョンでは、「そのインタラクティブ性をどのバージョンより高めた」と、SAS Institute 上級副社長 ジョン・ソール氏は話す。

　それを裏付けるJMP 8の主な新機能は4点。まずは、自由自在にグラフを作成する機能。シンプルなマウス操作だけで、グラフの作成や変更が行え、グラフ上に列名をドラッグ&ドロップするだけで、簡単に結果を表示できる。2点目は、消費者が製品を選択する構造を把握し、望ましい製品の組み合わせを発見する機能。3点目は、長く利用される製品にするため、故障の原因や修理の効果を分析できる。最後は、SAS製品との容易な連携としている。