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- 2026/10/31 20:45 掲載
コグニザント、OpenAIに2万5000人…グーグル向け1万8000人に続く「二股」の勝算は?
同社は、最先端のAIモデルを使えること自体はもはや多くの企業の壁ではなく、足りないのはモデルを基幹システムの中で使いこなせる人材だと指摘している。社内では2万1000人超の社員がOpenAIの技術に関する学習課程を修了し、4万以上のバッジを取得したという。
新組織が当面力を入れるのは3分野。1つ目は、Codexを軸にしたAIネイティブなソフトウェア開発。2つ目はアプリケーションの刷新で、OpenAIのモデルを使う「Cognizant Application Modernizer」により、メインフレームの旧システムの解析からクラウドネイティブなコードの生成までを手がける。重要な判断は技術者が確認するとしており、同社は500社超でメインフレーム刷新を支援してきたと説明する。3つ目は、営業やサービス、サポートでのエージェント型の顧客対応だ。
まず自社の営業部門とカスタマーサクセス部門で、OpenAIのモデルを使ったソリューションを運用し、新規案件の発掘に生かしている。そこで試した手法を顧客に持ち込む考えだ。顧客向けの実績としては、世界的なバイオ医薬品企業で、検索やコンテンツ作成、翻訳、承認を1カ所にまとめたAIアシスタントを共同開発した。これまでに500万件超の会話を処理し、コンテンツの作成時間を60%短縮したという。
コグニザントのラビ・クマールCEOは「われわれは自社で始めた。OpenAIは当社の営業のあり方を変え始めている」と述べた。OpenAIのCRO(最高売上責任者)であるDali Rajic氏は、専門組織の新設により「より多くの企業がAIを事業上の成果につなげられるよう支援している」とコメントした。
コグニザントはOpenAIのパートナー制度で「アドバンスト」パートナーの1社という。同社は10月19日(米国時間)にも、グーグル・クラウドとの提携拡大を発表している。
では、なぜコグニザントは、グーグル・クラウド向けに続いてOpenAIにも大規模な専任組織を置くのか。背景には、前日に発表された四半期決算の数字と、全社員に占める専任人材の割合がある。
・2つの専任組織は、全社員の何%に相当するのか
・好調な金融部門と、前年同期比7%減だった受注の数字
・OpenAIだけではない、AI各社との「全方位」の組み方
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