2009年は中国におけるIT機器・電化製品の出荷量が減少

　高成長を続いている中国市場にもかげりが見え始めた。中国電子商会消費電子製品調査事務室が発表した調査レポートによると、2009年の通年で中国市場におけるDC製品（電子通信製品、ラジオ・テレビ製品、コンピュータ製品、家庭用電化製品など）の出荷量は850万台、前年同期比で約3～4％の減少となる見通しだという。

　同レポートによると、2008年末までに、中国の主要都市である北京や上海、広州などでは、DC製品の保有率が65％に達しており、世界的な景気後退局面の中、2009年は中国市場の今後を占う重要な一年になる。