- 2009/03/18 掲載
米IBMが米サン・マイクロシステムズを買収か
同紙によれば、買収の背景として、IBMとサンがともに、オープンソース陣営に属しており、「共通の利害関係にある」点を指摘。
IBMがサンを買収するかどうかは不明だが、買収することが決まれば、IBMは少なくとも65億ドルを支払う必要があり、昨年のIBM史上最大の買収額となったコグノス買収を凌ぐことになるとみられる。
昨今サンは業績の低迷で構造改革のため、頻繁にリストラを実施しており、昨年11月には、全従業員の18%に相当する6000人近い解雇も発表された。その一方で、オープンソースソフトウェアのデータベースソフト「MySQL」を10億ドルで買収するなど、事業の選択と集中を進めていた。
IDCによれば、IBMのサーバシェアは昨年31.4%、これにHPの29.5%、デルの11.6%が続き、サンは第4位の10.6%。IBMがサン買収に成功すれば、IBMはサーバ市場において2位以下を大きく引き離すことになる。
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