SAPジャパンとシステムバンク、東京東信金に経営管理システム導入

　ひがしんは、これまで融資や預金の状況を自社開発のシステムで管理してきた。しかし、サブプライムローン問題が表面化した2008年当初より、より迅速な経営判断をするため、データ収集から加工、分析、レポート作成に要する時間の短縮化、経営情報の一元管理が可能なシステムが急務の課題となっていた。

　そこで、「SAP NetWeaver Business Warehouse」の導入に着手。同信金の子会社システムバンクがシステム構築を行った。新システムでは、点在している融資、貯金、ALM、決算に関するデータを「SAP NetWeaver BW」で体系的に一元管理、経営者向けのマネージメント・ダッシュボードを構築し、リアルタイムでデータ収集や加工、分析、レポーティングを可能にしたという。