マイクロソフト、15ユーザーに限定したWindows Server 2008 Foundation

　マイクロソフトは22日、従業員数が15名以下の中小規模企業を対象にした、廉価版サーバOS「Microsoft Windows Server 2008 Foundation」の提供を開始した。

　本製品は、Windows Server 2008 Standardの機能限定版。ハードウェアパートナーと合わせてプレインストールされた状態で提供し、CAL（クライアントアクセスライセンス）などが不要になっている。

　本製品では、仮想化機能「Hyper-V」が利用できず、サポートされるプロセッサ数などが少ない。そのほか、ユーザー数が15アカウントに限定され、複数のユーザーで1つのアカウントを共有することを禁じられている。また、プレインストールで提供されるため、仮想上の、ゲスト オペレーティング システムとして稼働させることはできない。

　ハードウェアパートナーは、デル、NEC、日本アイ・ビー・エム、日本ヒューレット・パッカード、日立製作所、富士通。ソフトウェアパートナーは、ソースネクスト、PFU、ピー・シー・エー。