ジュニパー、総合セキュリティ製品「SRXシリーズ」、イーサネットスイッチ「EX2200シリーズ」を発売

　ジュニパーネットワークスは12日、中小向け統合セキュリティ製品「SRXシリーズ」と、イーサネットスイッチ「EX2200シリーズ」を発表した。両製品とも、同社専用のOS「JUNOS」を採用している。

　SRXシリーズは、ルーティング、NATなどの基本的なネットワークほか、ファイアウォール、VPN、IPSなどのセキュリティにも対応した統合セキュリティアプライアンス。今回、廉価版として「SRX100」「SRX210」「SRX240」「SRX650」の4製品を加えた。最も安価な「SRX100」は、12万5,900円からと戦略的な価格設定を行いつつも、「キャリア向けのハイパフォーマンスを一般企業にも提供できるようになった」という。

　EX2200シリーズは、24ポートまたは48ポートの1000BASE-Tと、4ポートのSFPを備える。PoE対応モデルなどもそろえ、参考価格は48万円から。

　ジュニパーによれば、両製品により、営業拠点が分散された環境において、最大60％程度の設備投資削減とメンテナンスコストを削減できるとしている。