デル、企業向けの仮想化ソリューションとサーバー・ストレージの新製品を発表

　デルは19日、タワー型サーバ「Dell PowerEdge T710」とネットワークストレージ「Dell PowerVault NX3000」の新製品を発表した。同時に、各サーバ製品など使って、規模に合わせた企業向け仮想化ソリューションの提供を開始する。

　新しいソリューションでは、ユーザーの要望に合わせて、短期間でモジュール単位での提供が可能なのほか、仮想環境と物理環境を含めたIT環境の計画、導入、運営管理をサポートする。

　大企業向けには、Dell PowerEdge などのブレードサーバ、iSCSI SANの製品「Dell EquallLogic PS6000」、さらに仮想化ソフトウェア「VMware vSphere 4」、そしてノベルの「Platespin Migrate」が提供される。

　中小企業向けには、仮想化インフラ構築にPowerEdge R710、Dell PowerVault MD3000i、シマンテックのバックアップ製品を組み合わせたDell PowerVault DL2000、PowerConnect ネットワークスイッチが、マイクロソフトの仮想化プラットフォーム（Microsoft Windows Server 2008 Hyper-VとSystem Center Essential/Vitual Machine Manager）と組み合わせて提供される。