富山大学附属病院、「サイボウズ ガルーン2」導入

　富山大学付属病院では、早くから医療分野におけるIT化を推進しており、2009年1月に新病院システムとしてガルーン2へのバージョンアップと電子カルテのリプレースを行った。同時に院内の850台のパソコン端末もリプレースを行い、パフォーマンスと操作性を向上させた。

　導入効果としては、全612床ある病床の空き状況について、緊急入院の際に使用可能なベッドをリアルタイムで把握できるようになった。また、ナース用の研修ビデオや人工呼吸器など限られたアイテムを利用する際、スケジューラーで管理する事で入れ違いの防止や利用予約の効率化を可能にした。さらに、諸届け用紙のフォーマットを同グループウェア上で共有。ファイル管理で個人のファイル保管も許可しているので、USBメモリを使わなくてもファイルのやりとりができる等が挙げられるという。