大日本印刷、商品の情報を一元管理するPIMシステム「Pro-V」を発売

　大日本印刷（以下、DNP）は10日、企業が製造・販売する商品の情報を一元管理するPIM（Product Information Management：商品情報管理）システム「Pro-V（プロ・ファイブ）」を発売すると発表した。

　デンマークのStibo Systems社が開発したソフトウェアを日本企業向けにカスタマイズした。開発部門や販促部門、生産部門など、企業の複数の部門が保有する既存データベースと連携して集めた商品情報を一元的に管理でき、製品のプロモーションに用いるWebサイトや販促物の制作に役立てることができるという。

　商品情報は、各部門に点在するExcelやCSV、XMLなどのファイルに記入された情報をインポート。さらにPro-Vから各部門のシステムへエクスポートすることもできる。また、Webサイトのコンテンツや印刷物など、メディアの形態ごとのフォーマットで商品情報を書き出すことができるという。DTPソフトで、Pro-Vの商品情報を取り込めるため、チラシやパンフレットをすばやく制作できるとしている。