トレンドマイクロ、小規模企業向けセキュリティソフト「Trend Micro ビジネスセキュリティ 6.0」を発売

　トレンドマイクロは3日、小規模企業向け総合セキュリティソフト「Trend Micro ビジネスセキュリティ 6.0」（以下、Biz 6.0）を9月1日より出荷すると発表した。

　Trend Micro ビジネスセキュリティは、ウイルス対策・スパイウェア対策・フィッシング詐欺対策・迷惑メール対策・URLフィルタリングなどの機能を提供し、クライアントPCとサーバの両方に導入できる製品。

　新バージョンのBiz 6.0では、ウイルス対策・スパイウェア対策では、パターンファイルなどをインターネット上に設置する「スマートスキャン」機能を搭載。クライアントPCの負荷を最大で50％抑えたという。さらに各クライアントPCの負荷が少ないときにウイルス検索を行うスキャンパフォーマンスコントロールを搭載した。

　また、新たにURLフィルタリング機能を搭載。業務上必要のないWebサイトへのアクセスを遮断できる。従来から備えているWebレピュテーション技術を用いた不正サイト接続ブロック機能を利用することで、フィッシング詐欺サイトやウイルスなどが含まれるサイトへの接続もブロックできるという。

　セキュリティ対策の運用管理に関しても、Biz 6.0では管理画面をより分かりやすく改善したことにより、社内のクライアントPC/サーバのウイルス感染状況や脆弱性の有無、あるいはライセンスの有効期限切れなど社内全体のセキュリティ状況を直感的に把握することができるようになった。

　ライセンス版の年間価格は、初年度1ライセンス6,500円～6,900円（税別、ライセンス数に応じて変化）、2年目以降は3,250円～3,450円（税別、ライセンス数に応じて変化）。

　トレンドマイクロでは、今後1年間で12億円の販売を見込む。