IT運用管理製品などを手がけるビーエスピーと、IT資産管理などを手がけるクオリティは3日、ITサービスマネジメントの分野で提携すると発表した。

　両社は、BSPのITサービス管理ツール「LMIS（Lifecycle Management for IT Service）」と、クオリティのIT資産管理ツールの「QND Plus」を連携させる。

　両製品が連携することで、LMISの構成管理データベースに、QND Plusが管理しているIT資産情報を取り込むことができるようになる。これによりLMISが管理するITサービス情報とQND Plusが収集したIT資産情報を、一元的に管理することで、ハードウェアの故障やソフトウェアのダウン時にITサービスへの影響範囲を把握できるという。

　またITサービスの更新作業において、LMIS上で変更管理・リリース管理の申請と承認を行い、QND Plus上でソフトウェアの自動配布を行うことで、安全にサービス更新が行えるという。