日立、韓国の社会インフラ事業拡大目指し日立コリア設立へ

　同社は、今回の統合で韓国における社会イノベーション事業の拡大を狙う。韓国では、1999年の輸入制限が解禁され、社会インフラ分野で海外メーカーの受注が増えている。また昨今の経済危機に対応すべく、政府はグリーン革命に関連した内需の拡大を図り、電力システムや交通システムなど、日立の社会インフラ向けの製品や事業の売上機会が拡大しているという。

　なお、日立コリアの主な事業内容は、韓国での日立グループの代表機能、日立グループ製品全般の販売、国際調達、エンジニアリングや保守としている。