九州大学、ミラポイント製品の導入で全学基本メールシステム構築

　同大学では、1980年代に電子メールを活用し始め、情報教育を目的とし情報システムを構築。1995年から学生や教職員にメールアカウントを提供してきたという。ただし、教職員の中には同アカウントを利用せず、個人の私用メールや携帯電話のメールを使用することも多く、また、中には大学からの連絡用のアカウントを登録しない人もいたという。同大学では、緊急時の確実な連絡手段の整備が急務の課題となっていた。

　同大学が導入したのは、ミラポイントのメールアプライアンスサーバ「Mirapoint Message Server 6000(M6000)」2台とセキュリティアプライアンスサーバ「Mirapoint RazorGate 600(RG600)」1台。選定のポイントは、限られた予算内での期間内の調達が可能な点、安定したメール環境が構築できる点、運用管理が容易な点が評価されたという。構築されたシステムでは、RG600でスパム対策とともに、2台のメールサーバM6000へのPOP、Webメールアクセス、SMTPトラフィックの振り分けを行っているという。