日本郵船、グローバルネットワークを再構築

　2010年3月稼動を目指し、日本郵船の情報システム子会社NYK Business SystemsとAT&Tジャパンが連携していく。

　具体的には、日本郵船の北米、欧州、アジアを中心とする地域毎に構築、運用されてきたネットワークをAT&Tの国際IP-VPNネットワークサービスに統合、ネットワークインフラの機能、仕様、運用を統一基準化するというもの。複雑な運用管理プロセスを簡素化し、ビジネス環境の変化にスピーディに対応したIT戦略の実行を可能にする。また、AT&Tの冗長化ソリューションを組み合わせることで、均一のサービスレベルを維持しながら、信頼性とセキュリティを兼ね備えたネットワーク環境も提供する。

　日本郵船は、コスト削減と運用効率化、顧客への高品質なサービス提供を目指す。