- 2009/10/27 掲載
東芝ソリューション、複製された情報の所在追跡が可能な技術「inforester」開発
「inforester」は、情報の所在と取り扱いを定めたセキュリティ規則とを、デジタル複合機などと連携して一元管理する技術。情報の複製の際に異なるIDを発行・付与し、原本のセキュリティ規則を自動継承させることで、複製された情報の所在追跡と、権限に応じた情報の発生、複製、消去、廃棄を実現する。これにより、たとえば、商法・税法などで定める契約情報の保管義務期間や、秘密保持契約などで定める利用期限の最大期間をセキュリティ規則に設定すれば、期限を超えたすべての複製データを自動消去し、複製した紙や記録メディアの所有者への廃棄通知を一斉に配信することが可能となる。
東芝ソリューションでは今後、金融分野や製造分野を中心に「inforester」を提案していく方針だ。
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