静岡銀行、営業店事務取扱要領システムが本格稼動

　営業店事務取扱要領システムは、静岡銀行が推進してきた営業店BPR、およびBPRにより実現したフロント特化型店舗をシステム面から支えることを目的として開発された。「事務の標準化」「リスクの明確化」「表現の適正化」「事務の効率化」「権限の見直し」の5つを基本方針として、使い勝手のよく、わかりやすい「事務規定/事務取扱要領」を実現した。

　同システムは、東芝ソリューションのリスク事務規定管理ソリューション「MetroCube」をベースに、静岡銀行の業務ノウハウを取り組み開発された。閲覧機能や管理機能、および通達と規定改定漏れの防止を実現する。また、膨大な事務規定を誰でもわかりやすく利用でき、かつ自動的に法令、内部統制上の要件を遵守させることを可能としている。リスクコントロールと事務規定を連携、管理するシステムは業界で初になるという。