ソランと住友電工情報システム、SAP ERP導入企業向けシステム開発分野で協業

　「SAP ERP」を導入した企業は、自社の業務にあわせて機能追加や機能変更する際、拡張機能（アドオン）の開発が必要となる。これには開発コストの高額化や、ERP本体のバージョンアップにあわせたアドオンの対応といった課題が出てくる。この対応として、SAPが提供しているJAVAのAPIを利用し、ERPの外側にWebフロントシステムを構築する方法があるが、JAVAの専門知識が必要となる。　

　こういった課題を解決するため、ソランはWebフロントシステムからSAP ERPとデータ連携ができるツール「SR Link」を開発した。同ツールは、住友電工情報システムのWebアプリケーション開発基盤「楽々FrameworkII」を活用して開発され、ERPのWebフロンシステムを短期間で構築でき、かつ保守も容易になるという。