竹中工務店、データセンター建設需要を取り込む専門部署設置へ

　データセンターの建設には、多様で高度な建築技術が必要とされ、大手ゼネコンのみが対応できるとされている。具体的には、地震や水害、停電対策、高いエネルギー効率の実現、最適コストと短工期、更新や拡張等の柔軟な対応、投資効果を考慮した立地選定や他施設との組み合わせといった事業企画へのコンサルティングや設計対応が挙げられる。

　同社は、同需要を取り込むためには、迅速な対応が不可欠と判断し、専任のエキスパートがリーダーシップを取りながら、社内横断的に情報を共有し推進する部署の設置を決めた。データセンター推進グループは、9名のスタッフからなり、社内の関連部署と連携、協業しながら売上拡大を目指す。