富士通、厚労省にSaaS型「新型インフルエンザ罹患情報管理サービス」提供へ

　厚労省は、同サービスの導入により全国にある約500の保険所から新型インフルエンザの発生状況を効率的に収集できる。また、情報の一元化も可能となるため、国としての迅速な判断ができるようになる。

　同サービスは、企業や組織の事業継続やリスク管理を支援するため、罹患情報や問い合わせ内容を管理するもの。従来は、手集計や個々のパソコン等で行っていた複雑な罹患情報の管理を、短期間、低価格で実現できるという。今回の厚労省への導入は、検討から稼動開始までわずか1ヶ月という短期間での実現となった。