中央電子光学、OKIネットワークスの通信コスト削減ソリューション導入で通信料金の58％超削減へ

　OKIネットワークスは、中央電子光学に、FIPテレフォニーシステム「IPstage EX300」を用いた通信コスト削減ソリューションを納入した。

　「IPstage EX300」は、固定通信と移動体通信の融合であるFMCサービスと連携可能なIPテレフォニーシステム。今回、稼動を開始した本システムは、「IPstage EX300」と、KDDIが展開する企業向けFMCサービス「KDDIビジネスコールダイレクト」を連携させることにより、外出先の社員同士の携帯電話による通話料金を削減するほか、社内にいる社員から外出先の社員に対する連絡についても内線化することで通話料金を削減する。また、携帯電話から顧客への通話料金は、本社の「IPstage EX300」を経由することで、会社の固定電話から発信する顧客への通話と同様となり、従来の公衆携帯網部分の通話料金が削減される。この際、顧客には中央電子光学本社の電話番号が通知される。

　中央電子光学では、今回の導入により全8拠点の社員120名で使用する通話料金を、月額約43万円削減することが可能となり、同社の通信料金の58％に当たる年間約500万円を越える通信コストの削減が見込まれているという。