• 2022/11/30 掲載

利下げ開始の判断、中期インフレ期待を注視=英中銀マン委員

ロイター

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[ロンドン 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のマン委員は29日、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)の水準と利下げ開始時期を見極めるために、中期インフレ期待が最も信頼できる指標の一つになるとの考えを示した。

マン委員は米コンファレンス・ボード(CB)が主催したイベントで「次回会合で決定される政策金利について、自分自身が適切と考える水準を判断するにあたり、中期インフレ期待に注視することは重要だと考えている」と述べた。

その上で、 新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)を受けたボトルネックの発生のほか、ロシアによるウクライナ侵攻を受けたエネルギー価格の高騰に起因する物価上昇が、現在は広範な非製造業部門に広がっていることを懸念しているとし、「こうしたことはインフレの基調的なペースが劇的に変化していることを意味する」と述べた。

マン氏はこれまでも他の大半の委員よりも速いペースでの利上げを提唱。今回も、積極的な利上げはインフレ期待の抑制に効果があるとし、インフレ期待が抑制されれば中銀は利下げに転じることができるとの考えを改めて示した。

英中銀は次回金融政策委員会会合を12月15日に開く。

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