- 2023/08/14 掲載
円下落、一時145円台=介入警戒感広がる
14日の東京外国為替市場で円相場が一時、1ドル=145円台前半に下落した。昨年11月以来、約9カ月ぶりの円安・ドル高水準。日米の金融政策の違いによる金利差拡大を意識した円売り・ドル買いの動きが広がった。その後は為替介入への警戒感から円がやや買い戻され、午後5時現在は144円79~80銭と前営業日比99銭の円安・ドル高。
前週末に米国で発表された物価指標でインフレ圧力の根強さが示され、金融引き締めが長期化するとの観測が改めて台頭。一方、日銀の大規模緩和の「出口」は遠いとの見方が強く、円売りが優勢となった。
【時事通信社】 〔写真説明〕1ドル=145円台に下落した円相場を示すモニター=14日午前、東京都中央区
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