- 2023/08/15 掲載
投資家の弱気心理後退、22年2月以来の水準に=BofA調査
キャッシュへの資金配分が21カ月ぶりの低水準となった。
世界経済の成長率が今後1年で鈍化するとの見方は変わらなかったが、見通しは大幅に改善。4人に3人は世界経済のソフトランディングかノーランディングを予想。経済成長率の鈍化を予想する回答者はネットで45%で、7月の60%から急低下した。
キャッシュへの資金配分比率は4.8%で、前月の5.3%から低下。株式のアンダーウエートは22年4月以降で最低となった。BofAは、弱気のポジショニングは今年上半期に強い追い風を受けたが、下半期はそうではないと指摘した。
不動産投資信託(REIT)のポジショニングは世界的な金融危機以来の投げ売り状態で、株式やコモディティーに資金が流入しているという。
調査対象のファンドマネジャーの運用資産総額は5450億ドル。
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