- 2023/08/15 掲載
地域金融、最大80社と連携=投信販売強化、新商品も―あおぞら銀社長
あおぞら銀行の谷川啓社長は15日までにインタビューに応じ、地域金融機関を通じた投資信託の販売を強化する方針を示した。2015年から投信販売で地銀などと連携を進めており、25年度までに連携先を現在の63社から70~80社程度に拡大したい考えだ。
来年1月から少額投資非課税制度(NISA)が拡充されるのに合わせ、新たに投信3商品を販売する。谷川氏は「貯蓄から投資への大きな流れの中で、長期分散・低コストの商品が評価されている」とした上で、「(投資初心者にも)分かりやすい商品として提案する」と話した。
あおぞら銀は25年度までの中期経営計画で、人件費を約20億円増やす計画を掲げている。谷川氏は「投資銀行ビジネスに関連する人材を強化したい」と指摘。M&A(合併・買収)や事業再生などに関し高度なスキルを持つ外部専門人材を、新卒と同程度の年間50人規模で採用する構想も明らかにした。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答えるあおぞら銀行の谷川啓社長=7日午前、東京都千代田区 〔写真説明〕インタビューに答えるあおぞら銀行の谷川啓社長=7日午前、東京都千代田区
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