• トップページ
  • 米インフレなお高水準、利上げ局面終了とは言えず=ミネアポリス連銀総裁

  • 2023/08/16 掲載

米インフレなお高水準、利上げ局面終了とは言えず=ミネアポリス連銀総裁

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[15日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は15日、これまでの進展に満足しているものの、インフレ率はまだ高すぎるため、連邦準備理事会(FRB)は一段の利上げを実施しなくてはならない可能性があるとの考えを示した。

カシュカリ総裁はミネアポリスで開かれたAPiグループ・グローバル・コントローラー会議で、FRBの利上げ局面は終了したとの見解を示す準備はできていないと述べた。インフレを巡る明るい兆しが出ているため、もう少し時間をかけてデータを集め、さらに利上げを行う必要があるか判断することができると語った。

FRBは2022年3月に開始した利上げサイクルで、これまでに 合計5.25%ポイントの利上げを実施。インフレ対応に向け過去40年間で最も急速な金融引き締めを行った。その結果、FRBが物価の目安として注目している個人消費支出(PCE)価格指数の前年比の伸びは6月に3.0%と、2年3カ月ぶりの低水準に鈍化した。

こうした中でもカシュカリ総裁は、変動が大きいエネルギーと食品を除く基調的なインフレ率はFRBが目標とする2%の2倍以上の水準にあると指摘。FRBが十分な成果を上げたと確信するには、インフレ率が一段と低下していることを示す説得力のある証拠が必要になると述べた。

また、利下げは「かなり先」のことになると指摘。インフレ率の低下が続けばFRBは来年にも利下げに転じる可能性はあるものの、「安定した金融政策を維持するため」のものになると考えを示した。

米経済については、労働市場はかなり引き締まった状態にあり、経済成長率は予想を上回り続けていると指摘。景気後退(リセッション)が間近に迫っていることを示す兆候は出ていないとした。ただ、これまでの利上げの影響で経済が幾分か減速する可能性はあるとも述べた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます