- 2023/08/16 掲載
中国粗鋼生産、7月は前月比-0.34% 主要生産地の減産指示で
ロイターの算出によると、7月の1日当たりの平均生産量は約293万トン。前月から3.6%減少したが、昨年7月の263万トンからは増加した。
前月比減少の主因は河北省唐山市の生産規制だという。コンサルティング会社マイスチールによると、中国鉄鋼生産の中心地である唐山では7月後半に生産規制を強化。一部メーカーに月末まで少なくとも溶鉱炉1基の稼働を停止するよう求め、高炉による溶銑生産を約48万8200トン縮小した。
これより先にも、唐山市は大気汚染改善のため市内の鉄鋼メーカーに月内は焼結処理を30─50%縮小するよう要請している。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR