- 2023/08/21 掲載
著名投資家ウッド氏の旗艦ファンド、8月に20%超下落
同ファンドは電気自動車(EV)大手テスラや動画配信機器のロク、暗号資産(仮想通貨)取引のコインベース・グローバルといった企業に大きく投資している。利回りの上昇は、ハイテク企業にとって将来の減益要因となるため、売り材料となることが多い。
ただ同ファンドは年初来では約29%上昇しており、モーニングスターの集計対象となっている米中型グロースファンドの中では運用成績が上位2%以内に入っている。
同ファンドが年初来で好調な成績を維持している理由として、インフレ懸念が和らいだことや、償還までの期間が比較的長い米国債の利回りが低下したことが挙げられる。だが足元では米経済の堅調さを示す兆候により、10年物米国債の利回りは今月に約30ベーシスポイント(bp)上昇して10カ月ぶりの高水準となった。
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