- 2023/10/04 掲載
円上昇、149円台前半=介入観測受け―東京市場
4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台前半に上昇した。前日のニューヨーク市場で150円台へ下落直後、一時147円台に急騰。市場では政府・日銀による円買い・ドル売り介入の観測が浮上し、積極的に安値を試す動きは限定的となっている。正午現在は149円30~30銭と前日比49銭の円高・ドル安。
鈴木俊一財務相は4日午前、財務省内で記者団に対し、為替介入の有無について「お答えしない」と言及を避けた。過度な変動に対しては「あらゆる対応を排除せず、しかるべき措置を取る」とけん制した。
【時事通信社】 〔写真説明〕1ドル=149円台前半の円相場と、3万1000円台を割り込んだ日経平均株価を示すモニター=4日午前、東京都中央区
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