- 2023/10/10 掲載
カナダ労組、米GMの工場でストへ 新労働協約交渉で合意できず
UNIFORは協約交渉の対象となっているGMの労働者およそ4300人を代表している。ストはオシャワの組立工場、セントキャサリンズのパワートレイン工場、ウッドストックの部品配送センターで実施する。米国でも全米自動車労組(UAW)が大手メーカーの工場などでストを継続しており、混乱が北米の自動車産業全体に拡大した格好だ。
UNIFORのラナ・ペイン代表は「年金に関する要求、退職労働者の所得支援、臨時労働者をフルタイムの正規雇用に移行させるための措置について、GM側の提案は引き続き不十分な内容だ」としている。
GMは、合意に至らなかったことは残念だが交渉は続けるとした。
UNIFORは先月、米フォード・モーターとの新労働協約を承認した。最大で25%の賃上げなどが盛り込まれた。
関連コンテンツ
PR
PR
PR