- 2023/11/01 掲載
サッポロHD、カールスバーグと提携 東南アジアで販売強化
[東京 1日 ロイター] - サッポロホールディングス傘下のサッポロビールは1日、デンマークのビール大手カールスバーグと東南アジアでの代理店契約に向けた合意書を締結したと発表した。2024年1月から、香港とマカオ、シンガポール、マレーシアで「サッポロプレミアムビール」の販売開始を目指す。
2026年までに東南アジア地域を中心に、150万ケースの販売を目指す。マレーシアでは代理店契約に加え、カールスバーグが所有する現地工場での生産委託契約に向けた合意書も締結した。カールスバーグの持つ流通網を活用し、東アジアや東南アジアでのエリア拡大と販売強化を図る。
サッポログループは海外酒類事業を成長分野と位置付けており、22年に策定したグループ中期経営計画では、2026年までに海外酒類の売上収益約1070億円(22年比1.5倍)を目指している。
同社は22年に米クラフトビールメーカーのストーンブリューイング(米カリフォルニア州)を買収している。
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