- 2023/11/09 掲載
ホンダの今期、営業益1.2兆円へ上方修正 円安効果や値上げなどで
[東京 9日 ロイター] - ホンダは9日、2024年3月期の連結業績予想(国際会計基準)を上方修正した。営業利益は前年比53.7%増の1兆2000億円となる見通し。過去最高を見込んでいた従来の1兆円から2000億円引き上げた。円安効果や、機能向上に伴う車両の値上げなどが寄与する。
IBESがまとめたアナリスト21人の予測平均値は1兆2370億円。
今期の前提為替レートは1ドル=140円(従来は125円)に円安方向へ見直した。
前回想定に対し、為替の影響で2940億円、車両の値上げや貴金属を中心とする原材料価格の低下などで1290億円、今期の営業利益を押し上げる。
一方、今期の四輪の世界販売計画は410万台へと従来の435万台から25万台引き下げた。日本が従来から7万5000台上振れるが、中国が30万台、北米が2万5000台それぞれ下振れる。
PR
PR
PR