- 2023/11/24 掲載
独GDP改定、第3四半期は前期比-0.1% 速報と変わらず
[ベルリン 24日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が24日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.1%減だった。速報値から修正はなかった。
統計庁は「上半期の弱い経済発展の後、下半期に入って若干の落ち込みを見せた」と指摘した。
第3・四半期のGDPは前年比調整済みで0.4%減となった。
GDPの約3分の2を占める民間個人消費は前期比0.3%減。政府消費は0.2%増と約1年ぶりに増加した。
ドイツ憲法裁判所は新型コロナウイルス対策予算の未使用金600億ユーロ(654億4000万ドル)を他の用途に転用することを認めない判決を下した。
VPバンクのチーフエコノミスト、トーマス・ギッツェル氏はこれについて、政府の緊縮措置となってさらに景気を下押す可能性があると指摘。「個人消費や投資が突如上向くこともないだろう」と述べた。
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