- 2025/06/09 掲載
マレーシア、7月から消費税改正 サービス税拡大
タラバガニ、サーモン、輸入果物、レース用自転車、古美術品など、非必需品や贅沢品に5─10%の消費税が課される。
サービス税は、不動産賃貸やリース、建設、金融サービス、民間医療、教育、美容サービスなどに対象を拡大する。
財務省は「今回の措置は、国民の大多数に負担をかけることなく、社会セーフティーネットの質を向上させるために歳入を増やし、課税基盤を広げ、国の財政基盤を強化することを目的としている」と述べた。
税制改正は、アンワル首相が昨年10月の政府予算発表の際、明らかにした。当初5月に施行する予定だったが、財界から懸念の声が上がり延期した。
財務省は、二重課税や、特定の必要不可欠なサービスへの課税を防ぐため、選択的な免税措置が設けられると述べた。税の法的要件に違反した企業に対する罰則は12月31日までは科さないとした。
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