- 2025/06/10 掲載
投資ファンドの3D、日鉄の今井社長と森副会長の再任に反対票を推奨
[東京 10日 ロイター] - シンガポール拠点の投資ファンド、3Dインベストメント・パートナーズは10日、日本製鉄の今井正社長と森高弘副会長の再任に反対の議決権を行使するよう株主に呼び掛けた。
3Dは、今井社長について「資本規律・資本配分の懸念を放置し、今後の資本配分について株主への説明責任を果たさず企業価値の不可逆的な毀損(きそん)の懸念を生じさせている責任」があると批判。森副会長については「資本配分に対する株主への説明責任を放棄している点」について責任があるとした。
また、トランプ米政権が日鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を承認した場合、USスチールの事業に140億ドル(約2兆円)の投資を計画していることについても「米国政府の要請に沿って策定された側面が強いと想定され、自律的な投資判断の欠如を懸念させる」としている。
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