• 2025/06/11 掲載

英中銀の資金供給手段、銀行は積極的に活用を=理事

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ヘルシンキ 11日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)でプルーデンス政策を担当するサポルタ理事は11日、英中銀による国債売却や市中銀行の融資返済で市場の流動性が低下する中、英国で事業を展開する銀行に対し、中銀の資金供給手段をより積極的に活用するよう呼びかけた。

サポルタ氏はフィンランド銀行での講演で、金融システム全体の準備金が早ければ来年第2・四半期にも「望ましい最低限の範囲」に達する可能性があるとの見通しを示した。

その上で、「金融機関は変化する流動性環境と、その中で準備金をどのように調達していくかについて、十分に検討する必要がある」と指摘した。

「それは英中銀から日常的に多額の資金を借り入れ、市場へのアクセスを検討し、業務を定期的に試験運用し、事前に用意する担保の規模について積極的に考慮することを意味する」と説明した。

英中銀はインデックス・ロングターム・レポ(ILTR)について、来週から実施する変更を発表した。

銀行はILTRを活用すれば、担保を差し入れることで英中銀から6カ月間資金を借り入れることができる。これまでのところ、銀行による利用は1週間物レポに比べてはるかに少ない。

中銀はILTRの週間利用可能額を250億ポンドから350億ポンドに引き上げる。これにより英国の金融システムに供給可能な流動性の総額は8400億ポンドに拡大する。

銀行が最も低い金利で借り入れ可能な準備金の週間利用額は、50億ポンドから80億ポンドに引き上げられる。また、銀行の借入額が増加しても、借り入れコストの上昇はより緩やかになるよう設定される。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます