- 2025/06/13 掲載
中東情勢悪化、東京株が下落=リスク回避で一時600円超安
13日の東京株式市場は、イスラエルによるイラン空爆で中東情勢の悪化懸念が高まり、リスク回避の売りが優勢となった。日経平均株価は一時前日比600円超まで下落。終値は338円84銭安の3万7834円25銭と、6日以来1週間ぶりに3万8000円を割り込んだ。
円相場が朝方に一時1ドル=142円台後半まで上昇したことや、トランプ米大統領が自動車関税引き上げの可能性を示唆したことも重しとなった。車など輸出関連株を中心に幅広く売られた。
東京外国為替市場の円相場は午後3時現在、143円50~52銭と36銭の円高・ドル安。朝方は安全資産とされる円が買われたが、午後は「有事のドル買いと見られる動き」(国内銀行)に押され、上げ幅を縮めた。
【時事通信社】 〔写真説明〕下落した日経平均株価を示すモニター=13日午後、東京都中央区
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