- 2025/07/24 掲載
独消費者信頼感、8月マイナス21.5 2カ月連続悪化=GfK
[ベルリン 24日 ロイター] - 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた8月の独消費者信頼感指数はマイナス21.5で前月のマイナス20.3から予想外に悪化した。根強い景気不透明感から家計が支出を一段と控えた。
指数の悪化は2カ月連続。ロイターのアナリスト調査ではマイナス19.2への改善が見込まれていた。
NIMのアナリスト、ロルフ・ビュルクル氏は「貯蓄性向が再び高まり過去約1年半で最高となった。消費者心理の回復は先送りされ続けている」と述べ、先行きの不透明感や食品を中心とする物価高が影響したと指摘した。
景気への期待を示す指数は10ポイント低下の10.1。
所得への期待は5カ月連続で回復。2.4ポイント上昇の15.2ポイントと12カ月ぶりの高水準となった。
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