- 2025/07/30 掲載
日産、メキシコの生産拠点見直し シバック工場25年度末に操業終了
[東京 30日 ロイター] - 日産自動車は30日、生産拠点の見直しの一環で、メキシコのシバック工場の車両生産をアグアスカリエンテス工場に統合すると発表した。2025年度中に生産を移管し、シバック工場の操業を終了する。
シバック工場は日産にとって海外初の生産拠点で、1966年に操業を開始。「ダットサン・ブルーバード」などを生産し、現在はピックアップトラックが中心で、2019年には累計生産台数600万台を達成した。
日産は再建計画で、中国を除く世界での生産能力を350万台から250万台に削減して工場稼働率100%への改善を目指しており、生産拠点数を従来の17から10に減らす検討を進めている。メキシコの工場を巡ってはこれまで、ロイターの取材でもシバック工場を閉鎖し、アグアスカリエンテス工場を残す方向で検討中と報じていた。
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